当然今回もDVDビデオディスクから,ビデオのファイルとオーディオのファイルを取り出すことから始まります。で・す・が,OS XではDVDExtractorもFair Useも使えません。DVDExtractorはなんとなく動いているような気もするのですが,結局さっぱりです。DVDディスクはちゃんとマウントされるのですが,それにアクセスするドライバが整っていないという感じなのでしょう。OS XでのDVD視聴環境が整ったときには,状況が変わるかもしれませんが。
つことで,あっさり負けを認めて,まずOS 9.1でブート。ほんで,Fair Useでイメージ化することにします。
今回は今までと流れを変えて,DVDExtractorを使わずに,Fair Use→bbDEMUXという流れで実験してみたいと思います。もちろんDVDExtractorでファイルの取り出しをしてしまってもいいのですが,いっつもおんなじだと飽きるので。
Fair Useについて。Fair Useは,DVDディスクをイメージ化するツールです。DVDExtractorでも出来るのですが,なんでも特殊なプロテクトがかかっていてDVDExtractorでイメージ化できなかったDVDがFair Useだとできたという話をききます(私はそのようなプロテクトのかかったDVDを持っていないので未確認ですが)。当然,イメージ化する際にはコピーに関するプロテクトも解除してくれます。ここいらもDVDExtractorと一緒ですが,まぁとにかく,なかなか厳しいプロテクトかかかっているDVDには有用ということです。
さっそくFair Useでイメージ化します。Fair Useは機能拡張に入れて使うことになります。「@Fair Useェ」というのをOS 9システムの機能拡張に入れて,再起動。で,立ち上がったら「Fair Useェ Imager」に,DVDディスクを落とします。そうするとイメージ作成開始。
アイコンが元のDVDディスクとおんなじになるのでわかりにくいですが,イメージができ上がります。それをダブルクリックすると,ディスクがマウントされます。もちろんDVDプレイヤーでの再生も可能です。まぁ今回はそれが目的ではないので,こんなところで終了。
で,このイメージをOS Xでマウントすればいいかなと思ったのですが,結局OS Xではマウントせず。初戦敗退という感じ(T_T)。つことで,コピープロテクトを解除したDVDディスクの中で必要になるのは,「VIDEO_TS」のなかにあるVOBファイルなわけです。なので,これをハードディスクにコピーしてしまう。必要なのは,「VTS_….VOB」というファイル。つまり下記の3つ。まぁ簡単に云いますが,「R.O.D」の場合は1.8GB,容量の大きいDVDだと6GB以上になるわけで,そんな簡単な話じゃないわけです。がんばってください(←いうことはそれだけか。
VTS_01_0.VOB | 166.6MB |
VTS_01_1.VOB | 1023.9MB |
VTS_01_2.VOB | 674.6MB |
ハードディスクにそのまま必要なファイルがプロテクトはずして取り出せたのでとりあえず一段落終了,あとはOS Xに切り替えて作業するだけ。つことで,起動し直し〜。