次にオーディオの変換にかかる。
「mAC3dec 1.1」を利用。あれ? FormatのところにPCMもある。PCMファイルへデコードするんですかね。まぁここではAIFFにして,Sample Rateは44.1kHz。「VTS_01_0.ac3」「VTS_01_1.ac3」「VTS_01_2.ac3」をぶちこんで,ゴーーー。
VTS_01_0.aiff | 29MB |
02:52 | (メニュー部分のオーディオ) |
VTS_01_1.aiff | 182MB |
18:02 | (本編前半部分のメインオーディオ) |
VTS_01_2.aiff | 139.2MB |
13:47 | (本編後半部分のメインオーディオ) |
できあがり。簡単ですな。聴いてみると,ちょっと音量が低いけれどもまぁいい感じ。再生スピードに問題もないのでokでしょう。と思ったけど,あれ? 「VTS_01_0.aiff」には,ビデオには含まれていない部分の音まで入っている,むーー。まぁメニュー部分はいいとしますか(メニューのビデオがかっこよかったりもするのですが)。つことでメニュー部分は捨てて,本編部分だけに照準をしぼることに。
でもよくよくみると,「VTS_01_1.aiff」が18分02秒なのに,「VTS_01_1.mpg.mov」が21分37秒とずれが生じている。音声は聴いてみて問題ないので,やっぱりビデオの再生スピードがちょっと遅いのかと。
で,残りの「0xBF」「0xBD」というファイルの検証。それぞれのファイルをまず,「mAC3dec 1.1」にぶち込んで変換してみる。AIFFに変換されるファイルがある。やっぱりサブ(副)音声などはきちんとbbDEMUXでファイルタイプが識別されず,「Stream」として取り出されるようだ。
VTS_01_1 Stream 0xBF.aiff | 180KB |
00:01 | (謎_1秒間の無音ファイル) |
VTS_01_1 Stream 0xBD.aiff | 175.5MB |
18:02 | (本編前半部分のサブオーディオ) |
VTS_01_2 Stream 0xBD.aiff | 139.2MB |
13:47 | (本編後半部分のサブオーディオ) |
つことでこの3つは変換可能でした。残りのファイルは「mAC3dec 1.1」でも「MacMPEG2Decoder b5r2」でも入れると強制終了される始末。まぁ本編部分のビデオ,主音声のオーディオ,副音声のオーディオはきちんと揃ったので,よしとしましょう。次。ビデオとオーディオの圧縮に入る。